KNBBLOGのブログ

本の感想 介護 日々思ったことなど

疥癬にかかった母の介護についての覚書

 

※個人的な内容になります。病気に関しては、ネットなどで情報収集すると、余計不安になったり、曖昧な情報に混乱してしまいます。 必ずお医者さん、専門家に相談してください。

 

2021/05現在、デイサービスでもらった疥癬と苦闘中。

コロナ渦で世の中が大変な時に、運が悪かった。

 

 約2か月痒みの原因が疥癬かどうか不明なまま

5/24疥癬確定

デイサービス、訪問看護休止2週間程度と連絡

5/25 虫下し1回目

5/26 夕方37.0の熱 口調が弱い 食欲不振 マヒしている右手を握り込む

5/27 熱37.2 口調がより弱く 食欲無し 東名クリニックで発熱外来受診

5/28 食欲戻る 熱36.6 

5/29 姉と妹が片付けを手伝いに来てくれた。態勢を整えることができた。

5/30 洗濯物をコインランドリーで乾燥機にかけることにする(最低1日1回)

5/31 疥癬の受診2回目 予防治療を受けたかったがちゃんと説明できず

ケアマネに皮膚科のことを愚痴ると訪看と連絡を取ってくれ訪看再開へ

自分の痒みが疥癬によるものか不明 朝夕とシャワーを浴びる 手洗い多めにする 

オイラックスを塗る ことで予防する

6/1 訪問入浴 打合せ

6/2 訪問入浴1回目

6/3 訪問看護再開 理学療法士は休止継続 看護師のみ 虫下し2回目

6/5 訪問入浴2回目

6/6 右足の腫れは引いてきた 背中腰太ももに掻き傷はまだ多い

6/7 疥癬の受診3回目

丘疹が無くなっているようなら大丈夫とのこと

ケアマネと訪看に連絡 水曜日の訪問看護で確認して大丈夫なら来週から再開

※ここの皮膚科 俺の事を老人ホームの職員だと勘違いしているようだった

6/8 訪問入浴3回目

痒みは残っている様子 シーツ交換 着替えは継続 薬の塗布は痒い所のみ

6/9 訪問看護

背中、太もも、腕に痒みあり 素人目には原因不明 

母は痒い所を隠したがる 責められているように思うのか

6/10 シーツ交換 洗濯物の頻度を通常通りに戻す

痒みの訴えは減っている

6/11 訪問入浴4回目

自分の痒みや腫れに不安は残る

6/14  訪問歯科

6/15 デイサービス再開

7/9 コロナワクチン接種

 

2か月ほど前に、「同じユニットでお風呂を使っている人が疥癬だった」とデイサービスから連絡を受けた。その際、用心して診察を受けるよう勧められ、皮膚科へ行ったが、すぐに分かるものでもなく様子見。かゆみが増した、ということで2度診察を受けたが、その時には、疥癬か不明。

今月、痒い箇所が広がってきたので診察受け、疥癬の診断となった。

 

 疥癬(かいせん)は、ヒセンダニというダニが原因の感染症

皮膚の接触や、寝具やタオルの共用、雑魚寝などでも伝染る。

キャンプ場や宿泊施設でも、広がることがある。

顔や頭部以外どこでも広がる。猛烈なかゆみ。

皮膚の接触でうつる。

 

虫下し

かゆみ止めの飲み薬

塗り薬

 

清拭を毎日

薬を全身に塗布

 

50度以上の熱湯で10分以上か

乾燥機でもいいそう

 

介護者は手袋 手洗い 自分の感染リスクは高い 予防治療受けるか

 

感染症なので、デイサービス、入院棟のある病院などの集合施設は利用できない

訪問看護はどうか 清拭と塗布を手伝ってもらえないか

 

 

「ダニがいなくなる」ことで完治なのだろうけど

目に見えないもの 

全身を動き回るもの 

角質の下に潜むこともあるもの なので困難

 

疥癬が長期にわたる例もあるようだ

 

どうすれば治るという正解はない 地道にやるしかない

 

母はデイサービスでお風呂に入るので 行けない間 清拭のみなのがツライ

 

お風呂に入れれば 清潔にできる それが出来ないので 他の疾病や炎症などが心配

 

虫下しの後にまた 発熱 食欲が落ちるかもしれないので要注意

 

 

認知症 身体障碍それぞれ 疥癬のような皮膚感染症の対応は難しいのでは?

 

右半身マヒの母は風呂に入れないが疥癬では1日1回の入浴が推奨されている

皮膚の接触による感染があっても介護時にどうしても抱きかかえる必要がある

清拭などのときはベットの上に乗らないと拭けないところもある

介護者の感染リスクは高い

 

認知症

痒みによるイライラ 不安感 睡眠時間の減少などのダメージがある

暴言や反発などもあり得る

痒みを止めることという目的が介護者と一致してスムーズにいくこともあり得る

衣服や寝具などの消毒を嫌がる可能性がある

塗り薬の全身塗布を拒否する可能性

お風呂を嫌がる可能性

治療が遅れて重症化するリスクがある

 

 

疥癬性感染症として扱われていた歴史があるので攻撃や制裁を受ける可能性がある

集合住宅や田舎などではそういった噂に注意すべき

 

マスクや手袋などの防備をした状態で介護されると精神的にダメージを受ける人もいる

汚いもののような 触れたくないような扱いに傷つく

 

老々介護の場合はどうか

感染がピンポンのように続いてしまう可能性があるとのこと

洗濯ものの消毒 薬の塗布がしきれずに重症化するリスクと介護者への感染リスクが高い

 

大家族の場合

家族への感染拡大

感染者のスペース確保 洗濯物や寝具 寝所を分けることができない場合もある

性感染症と捉えて周囲に打ち明けられない場合も考えられる

 

 

ケアマネに相談して訪問入浴

訪問看護で清拭と塗り薬の塗布と

 

大きな病院で全部診て貰う方が良いかもしれない

皮膚科 外科で母の状態を説明しきれておらず薬をもらうだけになっていないか

ちょっと遠くても全部そろっているところでお願いした方が情報が共有されているので相談もしやすい

一区切りついた時点で皮膚科も東名クリニックに切り替えよう 

飲み薬の緑内障のリスク塗り薬のステロイドのリスクについて説明がないのはおかしい

治療の進め方 家族のリスク 

 

家族介護者の苦労については医師、ケアマネージャー、訪問看護師でも分かってもらえない。身体介護が必要だと手袋を必ずつけるというのは現実的でない。家族の感染リスクは高い。予防治療や家族介護者の予防は重んじられていない。

 家の地域で皮膚科医師の求人が載り続けているよう

通っているところ以外にはない あの皮膚科、医師不足みたい

 ※俺の事を福祉施設職員だと勘違いしていたようだ 家族が「自分も予防したい」と言うのと職員が言うのでは医者の対応も違うだろうから仕方ない 家族の予防の話を聞けなかったのは残念

 

 

家族は

一日に数回流水で全身流す

手洗いをする

乾燥機を使う

掃除機をかける

免疫力の弱いひとは近づけない

気晴らしをする させる

それ以外のことは手を抜く

 

 

注意点

 

過剰

当事者の隔離 

一切触れない 

距離を置く/置かせる 

潔癖症 消毒 ダニ対策 衣服やシーツ

恫喝 「伝染るから近づくな」 性病と決めつけて「汚い」

汚いからと風呂に入れさせない

恥ずかしいからと医療にかからない 相談しない

 

 

不足

衣服や寝具を別にしない 洗わない

肌が直接触れる

雑魚寝

手洗いをしない

風呂に入れない

掃除しない

知識不足で医療にかからない 相談しない

 

 後遺症 

痒みが残る 

ひっかいた傷跡

痒みに対しての恐怖感

潔癖症  

 

 

 

 

※何もまとまっていない覚書です。読みにくいものでスミマセン。

デイサービスなどに迷惑が掛かってしまいかねないので、地域は伏せています。

※治療に関しては必ずお医者さん、専門家に相談してください。