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星の王子様

 実はわたし

 

映画「星の王子様 ニューヨークへ行く」しか

 

知りませんでした 

 

 エディ・マーフィ主演の

 

お金持の国の王子様が

 

手違いでNYのハーレム暮らし

 

お供がチャッカリしてて・・・

 

 

 

 ではなくて

 

サン=テグジュペリの「星の王子様」

 

大人向きの 示唆に富んだ作品

 

 

 王子様が 旅立つまで

 

 旅の途中

 

 地球でパイロットと出会ってから

 

というのが 大まかな 流れ

 

 

 

「本当に大事なもの」

 

 たぶん とても 長い長い旅と

 

たくさんの出会いを経て

 

王子様はそれに気づきました

 

 

 

 王子様に出会うことができた

 

パイロットは

 

大人になってしまって 忘れていた

 

自分の「本当に大事なもの」を

 

思い出すことができました

 

 

でも それは 大きな悲しみのあと・・・

 

 

 

 読むひと 読む時期によって

 

感じるものが違ってくるのでしょうね

 

 

 自分が感じたことは

 

 「愛」

 

 「社会風刺」

 

 「大人と子供」

 

 「精神的自由」

 

 になります

 

 

 お気に入りは「風刺」

 

エーリヒ・ケストナーにも共通するのですが

 

 子供のような純粋な視点で

 

グサリと風刺するところがたまらないんです

 

そういうの大好き

 

 

 あと やはり 挿絵でしょうか

 

著者が直々に描いた 挿絵

 

「味がある」としか言えない

 

読み終わってから 見直すと ほんのり切なくて・・・

 

 

 

 

 ページ数は少なく とても読みやすいです

 

そのなかで 展開するのは

 

王子様の壮大なストーリー

 

出会い 別れ

 

様々な感情を 呼び起こす名作

 

 

 

 また 数年後に 読むのが楽しみ

 

 

          星の王子様

 

                    サン=テグジュペリ

                       

                       河野万里子 訳

 

                          新潮文庫

 

                       本体価格480円