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突破力 無理なく限界を突破するための心理学

    メンタリスト DaiGoさんの本です。

 

  「 突破力

  

  無理なく限界を突破するための心理学 」

          

          表紙にそう銘打たれ

 

 DaiGoさんが 触れた白い壁が 崩れていく

 

      感じの写真が目印の本ですね

 

 

 

  一言でいうと

      「バイアスの本」  です

 

 

 バイアスとはどういうものか

 

人間が大自然の中で群れで行動していたときに

 

    沁みついた習慣や知恵

 

 のようなものなのですが、

 

数万年前のものなので 現代においては逆に邪魔

 

「思い込み」「先入観」もその一部

 

「〇〇と思いがち」

 

「決めつけ」

 

「怖がる」

 

誰でも持っている「思考のクセ」

 

それがバイアス

 

私たちの生活にどんな影響があるものなのかも

 

この本ではわかりやすく解説されています

 

 

 例えば

 

「見た目で相手の性格を決めつける」

 

顔がいい スタイルがいい = 頭がいい 性格がいい

 

タレントさんなんかもそうかもしれません

 

普通のことを言っているだけなのに好感度が何故か高い

 

逆に

 

肥満体系 = 怠け者

 

ガリガリに痩せている = せっかち

 

顔が悪い=性格も悪そう

 

マンガとかの登場人物で思い浮かべるとわかりやすい

 

悪い奴 特に 悪い奴の手下って不細工に書かれてますよね

 

パっと見で悪い奴 主人公に一瞬でやられる弱い奴

 

(生物学的に劣っているっていいたい?) 

 

 

 

 動物は自然のなかで ケガをする→動きが悪くなる→死 

 

という残酷な世界に生きています。

 

人間が大自然のなかで群れで行動しているとき

 

「見た目が悪い → 行動しにくそう → 生き残れなそう → 邪魔」

 

って考えたとしても不思議ではありません

 

それがいまだに脳に染みついている

 

バイアスってそういうものと理解してます

 

 

 

他にもたくさんのバイアスがあるようで

 

いくつか特徴的なものが載っています

 

 

 

 

 

 「で? そんなこと 知ってどうすんの?」

 

そこにも答えが示されています。

 

 

 ひとつは

 

「バイアスについて学ぶとバイアスにかかりにくくなる」

 

 敵を知り己を知れば百戦危うからず  です

 

「太っているから怠け者なんじゃないの?」

 

という前に

 

そういうバイアスがあると知っていると

 

自分の先入観に気付くチャンスが得られます

 

 

また 人に言われたこと

 

「そんなの無理に決まってるじゃん」

 

状況が変わること = あなたが変わること が怖い

 

という現状維持バイアスで説明がつきます

 

 

相手の人がバイアスのかかったことを

 

言う 考えるのはありそうですよね

 

 

この本のタイトルは

 

「突破力 無理なく限界を突破するための心理学」ですので

 

「限界=バイアス」

 

 のことばかりが書いてあるだけではありません

 

学ぶことで限界を突破する」

 

そのための知識と方法が詰め込まれています

 

特に 今の 社会に 生きている人に向けて

 

 

 息苦しい 生き苦しい

 

 そんな社会人へのアドバイスなのではないでしょうか

 

 

 

読んで「凄い人だなぁ」と尊敬する気持ちになった45歳です    

 

 

 

 

 

 突破力 無理なく限界を突破するための心理学

             著者 メンタリスト DaiGo

             株式会社 リベラル社 

             本体価格 1,400円

 

 

 

 

 

 DaiGoさんの本のタイトルって「突破力」だったり

 

「人を操る禁断の文章術」だったり

 

失礼を承知の上で言い表すと 「胡散臭い」

 

 でも その内容は堅実で 読者に寄り添ったもの

 

タイトルで期待してだいたい冒頭で裏切られます 

 

 

 YouTubeの動画もよく拝見するのですが

 

挑発的なサムネイルもあるのですが

 

内容は論文、文献から引用したものを実践的に

 

「こういう風にやればできますよ」という

 

アドバイス付で解説されています

 

本の紹介もされているので参考にさせていただいてます